分注装置とは

分注装置のシステムと構成例
ゲノム、創薬、臨床試験の分野では、分注装置は単体で使われるより、各種装置との組み合わせで、全体の操作を自動化し、効率を上げることに 重要な役割を果たしています。分析評価方法(アッセイ)と自動分注装置が組み合わされた高速スクリーニング(HTS:High Throughput Screening)は、 研究開発が盛んな領域です。
このような有る単一の目的の為にだけ構成されるシステムの他、試薬の調整や試料の前処理など1台で多種の操作を効率化するために、スタッカーなどと組み合わされることも多くなっています。
システム構成例
  • マイクロプレートリーダーとの連動
    マイクロプレートリーダーはウェルプレート内で試薬と反応した試料を光学的に検査して、定量的にその反応を測定できる装置です。
    臨床検査、創薬の分野では自動化を計るために欠かせない装置です。 検査だけが自動化されても、サンプル調製の前処理が自動化されなければ、全体の 効率は上がりません。そこで、前処理を自動分注装置で自動化することが求められています。
  • スタッカーとの連動
    大量の試料を処理する場合、1536ウェルなどの大きなウェルプレートを使用しても、1枚では不足する場合、 ウェルプレートを重ねて格納できるスタッカーが使用されます。スタッカーから分注機に、また、分注機からスタッカーにプレートを搬送することができます。分注機とスタッカーは通信で同期がとられます。